ライブ終わり症候群です(笑)
よく言う『抜け殻状態』じゃ〜 さて先週、話題の映画『悪人』を観ました。 前評判通り非常に重厚で見応えのある、自分好みの作品だった。 モントリオール映画祭で最優秀女優賞を獲った深津絵里はともかく、 脇を固めた樹木希林、柄本明が素晴らしく良かった。 ってか、この二人はどんな作品のどんな役でも演じ切るでしょうが、 この作品に於けるお二方は、持ち前のキャラにピッタリと合っていた様に思う。 特に、被害者の父親役の柄本明。 ワタクシも娘を持つ父親の一人として、 その心情にはシンクロする部分が少なからずあったが…。 少々脱線するが、一連の「押尾学事件」の件。 亡くなられた女性に私は同情することが出来ない。 何故なら、無理矢理に薬物を投与された訳ではない(様だ)し、 同意の元に一緒に飲んで快楽を貪ろうとした上での「事故死」でしょ? 裁判でも、すでに致死量を摂取して救命の可能性はかなり低かっただろうと されてる。 それ故の、『保護責任者遺棄』で『致死』は認められなかった。 事件の真相は、それこそ当事者でしか分からないのだが、 彼女が押尾の誘いに応じて、ホテルへ出向いたのは事実(の様)だし、 違法薬物を自ら摂取したのも事実(の様)だ。 私は自分のムスメが、彼女の様な軽はずみな行動を取ったとき、 100%擁護することは出来ない………と思う。 話は戻るが、映画の中で殺された娘の殺害現場へ出向いた父親が、 マボロシで見た娘に対して、『お前は何も悪く無いんだよ』と語りかける。 しかし、結果として殺されてしまった原因は彼女にもあるのだ。 父親として、育てたムスメの否を認める事は難しい事だろうが…。 人には、様々な面が多角的にあり、 それを見せる人によって表情をクルクルと変える。 見る人によってもクルクルと変えられる。 この映画の語りどころは沢山あって、私の拙い文章能力じゃ伝え切れないので、 この辺で止めときます。 興味があったら観て見て下さい。 最後に、この映画のヒロインは深津絵里でしか有り得ません! せば、まんずのぉ!
by ks-drive
| 2010-09-23 00:03
| 雑記
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