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再開

今日から10月。


そろそろ再開します。


ヨロシクです。





さて、先日9/28酒田flavorにて、久し振りにK's DRIVEとしてライブ。


独りで演るようになって、K's DRIVEと名乗るようになって

今までで一番のベストパフォーマンスだった!!!!!!!!!!!!

こんなに思う通りに演れたことなんかなかった。




ここ何回かのライブで、辿り着けそうで辿り着けなかった

『自分丸出し』の域にやっと達する事が出来たと思う。








過不足なし。

変に着飾ったり、必要以上に蔑んだりせずに、

今の自分をストレートにそのままに丸出しに出来たと思う。

もの凄くニュートラルだった。


それがホントうれしくて、達成感で一杯だ。


次の日は、心地良い疲労感で体は消耗していたが、

ココロは満たされて、充実感で一杯だった。



これが演りたくて、唄っているのだ。

これが演りたくて、これが演りたくて、これが演りたくて、演りたくて………。











そうなれたのも幾つか要因があって、

先ずflavorの雰囲気。


flavorには約2年振りの出演だったが、
なんの違和感も無く、まるで昨日もステージ立ってたみたいに
自然に溶け込んで行けた。

出番がトリだったので、リハは一番手。
誰もいないステージで、集中して音を決めていけたこと。



この“音を決める”ってのが今回大きくて、

個人練習してるスタジオで、あれやこれや試している時に
JCに直接ギターをブチ込んだら、予想外に良い音が出て、
『なんとかこのセッティングで演りたいなぁ』と思っていた。

したらflavorにJCがあったんで、そいつを借りて
ココ最近の気に入ってるセッティングで出来たこと。


次に、個人練習をちょこちょこ演ってたんで
声の出が良かった事。

『歌唄い』を名乗る以上、声が出なけりゃ本末転倒じゃ。



後は色んな意味で、対バンの影響。

一応「アコースティックライブ」なので、ギターを抱えて唄う
ソロで演ってる奴らが集まったのだけど、
皆、オレより10歳以上も若い!

してまた、ギブソンだのオベーションだのテイラーだの
ン十万円のギターを抱えてらっしゃる。

オレはと言えば………(泣)


その上、小難しいコードで小難しい歌を唄いなさる。

オレはと言えば………(恥)



リハーサルを観ていた段階では多少気後れもしたが、

本番になって、もう開き直った!


『オレは、オレの歌を唄うしか無ぇ〜〜!』って。


んで、オレの一個前に演ってくれた

『アベトモユキ』君がかなり良い演奏をしてくれたので、

それを観ながら(聴きながら)ノリノリで自分の出番を迎えられたこと。





正直、お客さんは6〜7人。

出番を終えた対バンの若人を含め、客席には11〜12人。






薄暗いステージが、逆に集中力を高めてくれる。

お客さんの視線がこっちに向かっているのが感じられる。

良い意味での緊張感が自分を包んでいくのが分かる。




ギターの音が心地良く、自分の声もクリアーにモニタリング出来る。



囁く様に唄っても、叫び声を上げても、
弦をつま弾いても、ガシガシ掻きむしっても

すべてが過不足なく、あるがままに表現出来ているようだ。





あとは、感情の赴くまま

音の流れるまま

気持ちの揺れるまま

すべてを声にして

ギターに乗せて



唄うだけ、唄うだけ、唄うだけ!



なんて心地良いのだろう。







ぶっちゃけ、高音が擦れたり、ギターのコードを間違えたりもしたけど、

まったく、問題じゃなかった(少なくともオレ自身には)



して、対バンの子達を含めお客さんが

集中して観ていてくれるのがヒシヒシと伝わり、

それが、また自分を動かすエネルギーになってくる。



自分が唄うことによりヒトを動かし、
ヒトが動くことで自分が動いていく。


なんて素晴らしいのだろう。





もしかしたら、そう思っているのは自分だけだったのかも知れない

お客さんは『早く終われよオヤジ』と思っていたのかも知れない。

あれは、独りよがりの勘違いだったのかも知れない。




けど、オレは確かに感じたし、動いたんだ。

揺れたんだ。




一つもカッコつけなかったし、気負いも頑張りも無かった。



ただただ、自分と自分の作った歌がそこにあった。




欲をいえば、もっと沢山の人に観てもらえたらとも思うが、


あの時、あの人達と共有できた時間だからこそ

成し得た“成功”だったのかも知れない。




終演後に声を掛けてくれた人もいたし、

少なくとも誰かの心に爪痕を残すことは出来たのではなかろうか。







次の日は、得も言われぬ疲労感で体はクタクタだった。


ロックバンドで演ってた頃みたいな疲れで一杯だった。


多分、自分の力以上のモノを引き出されたお陰だろう。






ホントに、あの時のお客さん、対バンの子達、FLAVOR……

すべてに感謝します。


と、同時にまだまだ演れる自分に、おめでとう!



まだまだDRIVEし続けていきます。







そして、コンスタントにこういう充実したライブを

ビシバシ演っていきたい。

演って生きていきたい。




それがdriveすることなのだから。






せば、まんずのぉ!


これからも。
by ks-drive | 2008-10-01 21:10


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