やらなければならない事が2〜3あり、頭ん中をグルグルと回ってはいるのだが、だが、だが、だがである。
お察しの通り後回し後回しで、ホントは請求書を作成しようとPCの前に座ったのに、なぜかBLOGの更新をしている次第。 明日やろ〜っと。 噺家の、三遊亭円楽師匠が引退を表明された。自身の芸に納得いかない故の決断とのこと。 かつての八代目桂文楽師匠も、言葉につまり(ド忘れ?)「勉強しなおしてまいります」と一言残し以後、高座に上がらなかったそうだ。 お二方供、自身の芸を完璧にこなす事が出来ないと、自身で判断されての幕引き。 円楽さんは、「お客は、まだまだできると言って下さるが、アタシ自身が許さない」とも仰っておられる。 一方、古今亭志ん生師匠は、晩年酔っ払ったまま高座に上がり、噺の途中で眠ってしまったにもかかわらず、お客に「そのまま寝かしといてやれ。」「志ん生の寝姿なんぞ滅多に見られない」と言わしめた人物だったそうだ。 志ん生さんは生き様そのものが「落語」だった人で、客は芸を通してその人自身を『楽しんで』いたのだろう。 芸を芸として、完璧に演じきることに執念を燃やした人。 自分自身が芸そのものになり、破天荒に生きた人。 どちらが良いとか悪いとかではなく、芸の道に生きるホンモノの芸人の生き様をみた。 自分も人様の前に立ち『芸』を披露する機会に恵まれている。 心してかからねば! お断り。当方、俄落語ファン故、真の落語ファンの方には歯痒い表現があったかも存じませんがお許し下さい。
by ks-drive
| 2007-02-27 23:18
| 雑記
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